1.課題・ご要望
課題

カラー鋼板をレーザで加工を行うと焼け焦げが発生する。

また、ピアス部分の煤・焼け焦げが大きく発生する。

煤・焼け焦げが発生すると製品不良となってしまう。

 

現状・問題点

発生原因として・・・

  • アシストガス圧が高すぎる
  • レーザ出力が高すぎる
  • ノズルギャップが高すぎる

(例) カラー鋼板 0.4mmの場合

l-19-02

l-19-03

 

2.対応策

  • 切断部分はノズルギャップを変更することで改善します。
  • ピアス部分はピアス条件を変更することで改善します。
    通常は 出力2000W ノズルギャップ5mm ガス圧0.8Mpaですが

※ピアス条件のパラメータ数値変更

  • 出力2000W⇒600W程度(ピアス穴が開くか開かないか程度に設定)
  • ノズルギャップ5mm⇒2mm
  • アシストガス圧0.8Mpa⇒0.5Mpa
3.その他の効果

アシストガスの種類によっても焼け焦げが変化します。

画像:Rビード加工