1.課題・ご要望
●課題
電気亜鉛メッキ鋼板 ( SECC 材 )を
クリーンカットした時の材料表面のすすをなくしたい。
●現状、要望、問題点
電気亜鉛メッキ鋼板は、アシストガスに窒素を用いて切断するとドロスも
ほとんど出ない高速高品質な加工が可能です。
しかしながら、材料によってはピアスや切断時に黒いすすが発生し、ふき取り
などの仕上げが必要な場合もあり、すすの発生を抑えた加工が
求められていました。
2.対応策
●ピアスのすすはピアス条件を、切断は切断の加工条件を調整して軽減!
3.注意点
すすの出かたは材料のメーカやメッキの厚さ、表面の仕上げ等により異なります。
ピアスのデューティーや時間の下げ過ぎ、切断のガス圧の上げ過ぎは
加工を不安定にするのみならず保護ガラスなどを傷める原因となり
ますので、注意して調整してください。