いま、あなたの会社は自社のホームページを持っていますか? もしも、持っていないとしたら、その理由は何でしょうか。「これまでホームページがなくてもやってこれた」「作っても効果は期待できない」「そもそも興味がない」……。確かに理由はいろいろあると思いますが、ITの世界に関わっている筆者からすると、それはものすごくもったいないと思います。今回は、そう思う理由を説明します。


10-1-001
「ホームページ」は自社を知ってもらうための最も安くて最も効率的な手段

 私は、本サイト Ai-Linkを制作・管理している編集部から、「なっとくIT」の記事執筆を依頼されています。毎回、テーマを相談して決めるのですが、編集部から「ホームページはどうでしょう? 弊社のお客様の中には、ホームページ開設に興味のない方がいるんです」と聞いたときは、正直、驚きました。「えっ、まだホームページを持っていない会社があるんですか?」というのが、正直な感想でした。
 そして、すぐに「もったいないなぁ」と思いました。もしも、いま以上に事業を大きくする予定がないなら、ホームページはなくてもいいと思います。しかし、少しでも新しい取引先を開拓したり、新しい人を採用したりしたいと思うなら、ホームページほど安くて、効果的な方法はありません。
 たとえば、現在、就職や転職を考えている人は、インターネットで情報を集めます。ネットで募集内容を確認し、気になる会社を見つけたら、その会社のホームページを必ずチェックして、どんな会社なのかを調べます。もしもホームページがなかったら、せっかく興味を持ってくれた就職・転職希望者と出会う機会を失ってしまいます。
 また、大手企業は、つねに新しい取引先を探しています。特に日本には高度な技術を持つ中小企業が多いので、世界中の大手企業からの注目度は高いのです。もちろん、まずはインターネットで調べるのが一般的です。しかし、ホームページがなかったら、大手企業の目にとまる可能性はほぼゼロです。
 本当に「もったいない」と思います。

Ai-Linkでは、上記の問題を解決するホームページサービスをご提供しております。

Ai-Linkホームページサービスのご紹介はこちら

スマートフォン、SNSの普及でホームページの役割は5年前よりさらに重要に

「もったいない」と思う理由は、他にもあります。それは、ここ5年間でITの世界が大きく変わって、ホームページの重要性がさらに増したからです。
 大きな転機になったのは、2008年に発売されたアップルのiPhoneです。ご存じのように、iPhoneの登場によってスマートフォンが普及し、誰もが持ち歩くようになりました。その結果、インターネット利用者は、以前よりも爆発的に増えました。
 たとえば、転職・就職を考えている人は、以前はパソコンで情報を探していましたが、今はスマートフォンを使っています。スマートフォンなら、時間や場所に関係なく情報を探せるので、パソコンより便利だからです。
 また、Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)などのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の発達で、人々は情報を直接やりとりするようになりました。「あの会社の製品は面白い」「この会社の技術はすごい」といったやりとりが、SNSを通じて行われるようになっています。
 しかし、ホームページがなかったら、スマートフォンで調べられることも、SNSで話題になることもまずありません。これだけ情報網が発達しているのに、その情報網にまったくひっかからないのです。本当に「もったいない」と思います。

※次回は、ホームページを持つメリットをさらに詳しく説明します。