愛する両親が、家族が病魔と戦い苦しんでいるのを見てきたり、その患者さんたちを 献身的に見てくれる医者や看護師を見てきて、自分も将来は医者や看護師になるのを 夢見て、将来の進路を決めるなんて話は時々耳にする。 しかし、ここに自分ががんに罹り、それを克服し将来の夢を、自分と一緒に戦ってき た、または先立っていった同病の友人たちの思いから苦しんでいる子供たちの力にな りたいと、医療の道へ進む、またそれが高校球児だというと話は別だ・・・。 それが、この春大阪の高校を卒業する鈴木翔大さん(19)は高校1年の時に骨のがん と言われる骨肉腫と診断され抗がん剤に耐え、リハビリを頑張り歩けるようにはなっ たが「野球部におっても足を引っ張るだけ」落ち込んでるのを監督や先輩たちに励ま され復帰し、誰よりも頑張って14年の2年生で高校野球最後の夏には副主将として挑 み、最後の打者として凡退はしたが仲間から胴上げされた。 その3日後に、入院中に病室で弟のように可愛がった友人が脳腫瘍で亡くなっ た・・・。 http://www.asahi.com/articles/ASJ3H45LQJ3HPTIL00V.html