燕が子育てに失敗する原因で、一番多いのはネコ、ヘビ、カラス等の天敵に襲われたのが全体の35%だったようだ 。しかし、残念ながら次に多かったのが人によるもので10%だった。フンが汚いといった理由で巣が撤去されているらしい。私たちにとって身近で親しみがあり、昔から「燕尾服」というように男子の正装のスタイル名にまでなっている夏鳥、ツバメ。しかし、最近では約4割のひとが燕の減少を感じている。減少要因の一つとして不衛生を理由に人が巣を落としてしまうなど、子育てが困難になっている様子が浮き彫りになった。 10〜16日は「愛鳥週間」だが、調査担当者は「ツバメの子育てを暖かく見守ってほしい」と呼びかけている。 http://www.wbsj.org/wbsj-blog/swallow/