今回、日本人としては11人目の宇宙飛行士、大西卓哉さんが国際宇宙ステーション(ISS)に到着して任務に着いた訳だが、ISSに行くまでの道中が大変だったようだ。道中は、今回が初飛行となる改良型ソユーズ宇宙船に乗ってということとなったが、通常は原則として打ち上げ当日に、ISSに到着するところだが、今回はソユーズ宇宙船が改良型のため、改良点の機器などを確認する作業が増え、地球を34周という50時間を掛けての宇宙の旅となったようだ。ところが、宇宙船の居住スペースといえば、先端の約6立方メートルしかなく身動きがとれないままで、その上宇宙船というのは太陽電池パネルがいつも太陽の方向を向いているように、いつもゆっくり回転している。まるで遊園地のコーヒーカップに50時間乗っているような感覚らしい。それでも大西さんは「自分は乗り物酔いしやすいタイプだから、無重力に体を慣らす絶好の機会」と考えていたらしい。普通の人なら、「コーヒーカップに50時間は勘弁してほしい」と思うところだが、さすが宇宙飛行士・・・訓練の成果だ・・・!! http://mainichi.jp/articles/20160708/k00/00e/040/192000c