出動した救急車が誰も運ばずに引き返す「空振り」が各地で相次いでいる。夜中に自宅で寝ていた高齢者がベッドから落ち、携帯電話で119番通報・・・昨年の大阪市の緊急出動は約22万件。うち19%が不搬送だ。消防局の標語の中には「困ったら119番」とか、「迷った時の119番」等々もあり、高齢化の影響で「なんでも相談室」となっていることもあり、「話し相手が欲しい」とか「病気ケガに対する相談」果ては「買い物」の依頼から「タクシー代わり」まで・・・消防庁では、119番通報時や現場到着時に、患者の緊急度を判定する仕組みを提案したが、どんな「尺度」でも、重症者を軽症者と誤認する危険があるため、現場の抵抗感が強く普及しなかった。「適正な利用を呼びかけすぎると、まじめな人ほど救急車を呼ばずに重症化する」という懸念も・・・! http://www.ntv.co.jp/bankisha/banduke/2010/01/post-10.html