泡盛ってどこの酒?って聞かれれば、小生のような酒好きなら「沖縄でしょ!」って即座に答えるだろう。確かに、沖縄の特産品であるし、500年以上の歴史があるのだから、でも、定説ではその製造法などは15世紀頃にタイから琉球王朝に伝わったとの説が主流だった。この説はタイの酒「ラオ・ロン」と香りや味が似ていたからだという。ところが1993年、数人の調査団が泡盛のルーツを求めて、アジア各国を訪れた結果、中国・福建ルートが浮き上がった。これには二つの類似点があり、まず一つは「泡を持って酒の出来を判断する習慣」もう一つは「蒸留の際に、初留・中留・後留に分類するなどである。沖縄県の教育長は「東南アジアと中国南部の双方から伝わった可能性が高い」との、複数説を推しているようだ。こうしたことから考えても琉球王朝時代の海外との交易が如何にに盛んだったが推察される。何れにしても、泡盛の原料はタイ米のようだ・・!!しかし、タイ米を使うようになったのは明治時代末のこと、それまでは地元で採れた米を使用していたようだから「タイ起源説」とは全く関係ないようだ・・・!! http://www.okinawa-awamori.or.jp/history/01.html