最近、新聞テレビによると、認知症予備軍による車の運転で、ペダルの踏み間違い等による事故が多発しているように感じる。現在、高齢者の免許証更新は、75歳以上の方は「認知機能検査」を受けなければならない。2013年の、この検査において「認知症の恐れがある」と診断されたのは3万5000人で、そのうち、医師の診断書を提出したのは、わずか 1.5%の534人でしか無く、その中でも認知症と診断されて、免許証の取り消しや停止の処分を受けたのが118人もいたという。検査後に「認知症の恐れがある」と診断された方への「医者の診断」が義務化されていないからだ。「認知症の恐れがある」と診断された方の2万4500人は、検査で診断されただけで、いつも通りに運転をしていることになる。 来年3月からは、これが義務付けられるようだが「認知症の恐れがある」と診断される方が6万5000人と推計される。来年3月からは、強制的に免許証を取り消しされる高齢者方が、ドッと増える勘定だ。こうなると、高齢者社会が到来することは解っていたこと、都市でも過疎地でも高齢者の交通手段を確保した街づくりが先なのでは・・・!! https://info.ninchisho.net/archives/2718