自動車のヘッドライトにはロービームとハイビームがあることは、殆どの方がご存知だと思うが、夜間走行時にはハイビームで走るのが通常で、他の車とすれ違う時のみロービームに切り替えるのだということは小生も改めて知った。歩行者が夜間に道路を横断中に車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、96%の車のライトがロービームだったことが警察庁の調査で分かった。ロービームは40m先までしか照らせないが、ハイビームは100m先まで照らせる。昨年の死亡事故が213件と、都道府県別で最多だった愛知県では、夜間歩行中の死亡事故50件のうち、ハイビームは1件だけで、残りはロービームや無灯火だった。夜間走行は、歩行者を早く発見するために原則ハイビームで走行し、明るく対向車が多い市街地では、状況に応じて切り替えるのが良いようだ。勘違いも、死亡事故を誘発するような状況は、早く頭のスイッチの切り替えを・・・!! http://www.jaf.or.jp/qa/ecosafety/careful/31.htm