読者諸氏は、もう既にテレビの朝昼夕のニュース等で騒がれているからご存知のことと思うが、ヒョウ柄のマフラーを巻いたパンチパーマのおじさんが歌い踊る動画が米国、いや世界で話題となっている。ちょび髭にサングラスをチョイと下げ口ずさむ歌詞は「ペン」「アップル」「パイナップル」の三つのみ、軽快なメロディーに乗って軽いステップに乗って歌う 1分チョイ。この動画「PPAP ペンパイナッポーアッポーペン」が8 月にユーチューブに公開されると、あれよあれよという間に、7000万回の再生回数、米ビルボードのシングルチャートで77 位になってしまった。日本人では1990年に松田聖子が米歌手とのデュエットで54位に入って以来の快挙。先月末に、日本外国特派員協会の記者会見で、ピコ太郎自身もおどけて見せた。米ビルボードは、かってはCDの売上やラジオで流れた回数から集計していたものを、2013年からユーチューブや有料の聴き放題サービスでの再生回数も指標に加えた事、いわゆる「売れている曲」よりも「受けている曲」を探っていることが追い風となったのだろう。それにしても、日本のオリコンチャートではあり得なかったであろう・・・!!