米の自動車大手フォード・モーターは、人間が全く関わらない完全自動運転車を、2020年代半ばにも一般向けに発売する方針を明らかにした。フォードは、完全自動運転車の一般発売は20年代には実現するであろうが、最初はとても価格が高いから、高級車から搭載することとなるであろうとの見方も示した。最初は、配車サービスを手がける事業者向けの販売で、一般販売の時期は明らかにしていないが、これに関しては米国で5月に起きた自動運転車の死亡事故が、消費者の間に根強い懸念があることを考慮したと見られる。同社は現在、10台の自動運転車を公道などで試験走行しているが、年内に30台、17年には90台まで増やす。完全な自動運転車は、独フォルクスワーゲンや独BMWが21年の生産開始を目指すと表明し、開発競争が激しくなっている。この開発技術が、最近国内で多発している高齢者の人身事故防止に役立つものなら、いち早く低価格車にも及んで欲しいものだ・・・!! http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/264450/092500044/