突然、下痢や嘔吐(おうと)に襲われる感染性胃腸炎。代表的なノロウィルス感染は毎年冬にピークを迎える。ノロウィルスは、10月頃から感染が増え始め、翌年の1月にピークを迎えるらしい。感染から1〜2日で発症するが、激しい下痢と嘔吐に襲われ、ウィルスは便と嘔吐物で大量に排出され、症状がおさまった後も約3〜7日間は便にウィルスが含まれているという。予防には、ウィルスの三つの通り道いわゆる感染経路を断つことが大切、感染経路の一つはウィルスがついた手で調理した食品を食べる、二つ目は感染者の便や嘔吐物を片付けたとき手に付き、ドアノブ等を通じて、三つ目はウィルスが牡蠣などの二枚貝についたものを生で食べるなどだ。そうなってくるとそれを断つには、まず手洗いだ。調理をする人も食べる人も、調理や食事の前、トイレの後は石鹸での手洗いをし、清潔なタオルや紙タオルで拭く。二枚貝は十分に火を通す。ウィルスは85〜90度で1分半以上加熱すれば死ぬ。いわゆる「備えあれば憂いなし」ということか・・・!! http://pro.saraya.com/sanitation/noro/