今の若い人達に「質屋ってなにですか?」って聞いても分からない方が多くなった・・・質屋というのは、物品を担保にお預かりして、その物品の価値に相当したお金を貸すのを生業とする商売のことをいう。だから「HARD・OFF」とか「BOOKOFF」や「リサイクルショップ」のような「買い取り」とは基本的に違うのだ。金に困ったら担保物品を預けて借りるという質屋は、鎌倉時代から存在したようで、戦後暫くは全国に2万店くらいあったようだが、現在では3千店ほどになってしまったようだ。確かに、戦後の流れを見ても生活のために気軽に金を借りる「質屋」も、経済の右肩上がりと一緒に需要が減り、その後、サラ金と称する消費者金融が現れ、クレジットカードや銀行系のカードローンが現れると益々需要はなくなっていった。生活に必要なカネを借りるのと、必要の無くなった物を売るのとは根本的に違うのだ。今では、「古典落語で質屋の話をしても客がぽかんとしている」なんて落語家が嘆くばかりだ・・・!! http://www.maruka.biz/topics/topics_pawn_buy.html