育児に積極的な男性が、会社を解雇・降格させられたり、昇進・昇給の機会を奪われたりする「パタニティー(父性)・ハラスメント」いわゆる「パタハラ」がやまないようだ。「席はここね。またやること決まったら言うから」ある会社に勤めていた男性が、育休から復帰して職場に行くと最初に告げられた言葉だ。しかし、その後、二度と仕事は来なかったという。彼は育休を取るまでは、大勢の部下を束ねて、休みも返上、仕事がおもしろく苦とも考えていなかったらしい。その彼が、育休を取ったのは、息子(1歳)の保育園の入園が決まるまでの間、復職した妻と実家から呼び寄せた母親との交代でやむなく取った4ヶ月だった。育休を取る前から予感は感じていた。周りからは「うちの会社に育休なんてないよ!」とか、同じ女性社員には「産んだら辞めれば!」とか言われていたから・・・。以前が忙しかったから「やることのない毎日がつらい」、その後、北海道への転勤を命じられた。予感がしたから、上司との会話をすべて録音していた、自分が悪くないことを証明したくて労働審判を申し立て、決着が付かず、会社が損害賠償金を支払うことで和解したが結果は転職した。育休と言えば、世間では相当に騒がれているし、法律上は守られているとは言うが、世間の取得率は、まだ2%という。女性の産休ですら「やっと最近!」男性の育休となると、まだまだ時が・・・!! http://moomii.jp/birth/patahara-what.html