最近では、電車やバスの中で、高齢者に対して席を譲らない人が増えてきている。小生が子供の頃は、電車の中でお年寄りに席を譲る・・・というのが当たり前と教えられてきた“常識”が通用しなくなってきているのだ。何故だろう?先日も、現在は65歳以上を「高齢者」と呼んでいたが、体力的にも精神的にも考慮すると「高齢者の定義」を75歳に上げることをマスコミで騒いでいた。電車の中で席を譲られると、「有難う」と素直に言える方もいるが、「私はそんな年寄りではない!」と考える方も増えてきたといえるのではないか。「譲ろうとしたが断られた!」、「駅すぱあと」の調査によると、席を譲ろうとした人の61%が、「断られた」という苦い経験をしているという、「親切にしても、相手が嫌がるなら・・・」常識にとらわれた礼儀より適切な現代社会の形態の方を大事にするということのようだ。現代では、見た目の年齢も、本人が持っているイメージとしての年齢も以前の基準では測れなくなってきているということだ。しかし、優先席に座った若者が、明らかに杖をついて足が不自由な方が目の前に居ても知らぬふりでスマホに夢中な光景を、時々眼にする。優先席も電車が空いていれば問題ないが、立っている人がいる中では、それくらいは気にして欲しいものだ・・・!! http://www.madameriri.com/2016/08/05/the-respectful-manner-of-the-japanese/ http://buzz-media.net/topic/5687/