最近、コンビニやお菓子屋さんで、箱にカカオ70%とか80%とか、多いのでは95 %なんて書いたチョコレートを見かけませんか?これが正に、高カカオチョコと称されるものだ。ここまで書けば、カカオというのは体に良いのだろうと察するだろう。チョコの成分で有名なのはカカオポリフェノールで、認知症の予防や動脈硬化のリスク軽減、整腸効果まであることが判明した。菓子メーカーの明治が、便秘気味の女性 31人を2チームに分け、カカオ72%の高カカオチョコと、カカオタンパク質を含まないホワイトチョコを、それぞれ毎日25グラムづつ2 週間食べてもらった。すると、ホワイトチョコのチームに変化はあまりなかったが、高カカオチョコのチームは排便回数が週2.8回から4.9回に、1回の排便量も2 倍以上増加、便の色も黒から茶色に変わり、便秘解消が裏付けられた。改善に向かった彼女たちの腸内細菌を調べると、「フィーカリバクテリウム」が約2.5 倍増えていた。この菌はあまり知られていないがビフィズス菌、乳酸菌と同様に善玉菌だ。しかし、何でも過ぎれば健康に良くない。高カカオチョコは普通のチョコよりカロリーも糖質も高い、過剰な摂取にはくれぐれも御注意を・・・!! http://amccrh.com/1541.html