先週の金曜日にいよいよ「プレミアムフライデー」がスタートした。昨年末に経済産業省が消費の底上げを目的として、毎月の月末の金曜日を「プレミアムフライデー」と称して、民間企業に午後の3時に退社を促す協議会を設立した。消費の底上げと働き方改革につなげたい考えだ。賛同する企業が増えれば、経済効果が見込めるが、人手不足に悩む中小企業の賛同をどう促していくのかの課題もある。月末の金曜日に決めたのは、給料日が近いのと、金曜日はもともとハナキンと呼ばれ財布の紐が緩む傾向があるためだ。個人消費を喚起するイベントとして米国の年末商戦の幕開けを告げる「ブラックフライデー」を参考に経産省と業界団体が考案したようだ。消費の押し上げを試算すると 2000億〜3000億円の効果があると推計され、普及が進めばさらに拡大する可能性もあるという。しかし、経産省の調査では早期退社を推奨している企業は130 社にとどまり、中小企業に至っては「取引先もほとんど退社していない、早帰りをするのは難しい」との声。消費の拡大は時間よりも、先立つものがなければ・・・なんて声も・・・!! http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/10/premium-friday_n_13543934.html