ランチの後に睡魔に襲われ、職場でウトウトと・・・こうした経験のある人は多いだろう。どうして昼食を食べた後、眠くなるのだろう。それは食事の後は血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンが分泌され、血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪に取り込む。血糖値を正常域に戻すためのメカニズムのようだ。この時に、食事から摂取するブドウ糖の量が多いと、血糖値が急上昇。それに反応してインスリンも大量に分泌される。結果、インスリンが効きすぎて、今度は血糖値が急低下。身体が一時的にブドウ糖不足に陥る。脳の唯一の栄養源であるブドウ糖が脳に十分に行き渡らず「頭がぼーとして眠くなる」ということだ。ということは、ブドウ糖の多い、ご飯や麺類、パンなどを多く取れば、眠気を催す原因となる。同じ糖質でも、玄米や胚芽米、全粒粉のパンなど「精製度の低いものは、比較的に血糖値の上昇を抑える」いわゆる『白いものより色付きのもの』が基本だ。しかし、糖質を全く取らない極端な食事は、心身に負担となるので避けた方が良い。糖質を控えめにする一方、ランチでしっかり取ったほうが良いのは肉、魚、大豆などのタンパク質や食物繊維、ビタミンの豊富な野菜、そして脂質だ。これらを考えてランチを取ることで昼食後の眠気防止に役立つということだ・・・!! http://kenkoucheck-navi.com/%E6%98%BC%E9%A3%9F%E5%BE%8C%E3%81%AE%E7%9C%A0%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%A8%E5%AF%BE%E7%AD%96/