昔、歩数計が世に出た頃に「万歩計」と呼んでいたことを思い出す。今の、ITの時代とは違い、精度はあまり正確ではなかったのだろうが、その頃は1日1万歩と言われたものだ。最近では、歩数計は携帯電話やスマホのアプリには必ずあり、精度もそこそこ正確に測れるようだ。しかし、1日1万歩が体力維持、体力増進にベストなのか?ネット等で調べてみると、決して1日1万歩がベストとは言えないようだ。東京都健康長寿医療センター運動科学研究室長の青柳幸利氏の著書「やってはいけないウォーキング」の中で、「1日1万歩」が実は寿命を縮める可能性もあるという話が載っている。「1万歩を歩いていれば大丈夫」と過信したり「歩けば歩くほど体にいい」と間違った思い込みが良くないようだ。この本の中で進めている歩き方は「1日8000歩。その中に中強度の運動(早歩き等)を20分取り入れる」ことらしい。ちなみに、「1日1万歩/中強度運動30分」はメタボリックシンドロームに悩む人には効果があるが、それ以外の人が1万歩や1万2000歩の生活を送っても8000歩と効果は変わらないということだ。むしろ疲労により免疫力が下がったり、関節を痛めたりする可能性が・・・!!昔の偉い人は、よく言ったもので「過ぎたるは及ばざるが如し」何でも程々にバランス良く・・・!! http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/060700361/