最近、高齢者の運転ミスによる交通事故がマスコミで騒がれている。3月12日に改正道路交通法が施行され、認知症と診断されたドライバーの運転免許を取り消すための手続きが強化された。今回の法改正を必要なものと受け止める人も多いかもしれない。しかし、「このような処置は認知症への誤解や偏見を助長するだけ」との意見も一方であり、この法改正に異議を唱える専門家も多いようだ。今回の法改正が高齢者の事故に対する最善の策だろうか!いわゆる、事故の原因を分析してみても認知症だからというものばかりではなく、高齢化によるものと判断されるものが多いのではないか?増してや、現在の医療関係で認知症専門医は人数が圧倒的に足りず、今回の法改正を実施するには心療内科や精神科医の手を借りなくては実施できないという。誤診も増えて、逆に「問題無し」とされた人が事故を起こし、調べてみたら実は誤診であったというケースも出るであろう。そうなると、医師の診療ミスとなり、ますます担い手は減るであろう。結果、高齢者の事故は思っていたより減らないという結果も・・・もちろん、制度で徐々に危険性の高いドライバーに引退してもらうこと自体は、意味あると思うが、それが交通事故予防の最善策とは言えないということだ・・・!! https://www.kaigo-kyuujin.com/oyakudachi/topics/40533/