一時世間では「自動運転」「自動運転」と騒がれて各自動車メーカーは勿論のこと、グーグルのようなIT会社までもが開発し始めたと聞いた。そもそも、世間で騒いでいる「自動運転」とは、人が運転をすることを前提としての「運転支援」なのか、クルマの運転すべてを任せてしまう「自動運転」なのかという大きな違いをハッキリ区別しなければいけない。「運転支援」という範囲でいけば、既に「自動ブレーキ」とか「車間維持走行」や「車線維持走行」などなどが、実用化されて市販車に搭載されている。そんな中で、先日クルマのディーラーに新車を見に来たお客が試乗車に乗った時に、横に同情したセールスの人が『「自動ブレーキ」のテストをしましょう』と声をかけ、先に信号で停車しているクルマに向かっている、お客様に「少しブレーキを踏まずに我慢してみて下さい」と声をかけ、お客様がそれに従ってブレーキを踏まずに前の車に追突をしてしまったという。結果は、追突をされた車に乗っていた2名の方が負傷し、試乗車を運転していた、お客様は過失運転致傷罪に問われたという。原因は、気象状況により作動しなかったようだ。まぁ、これは笑うに笑えない話でもあるが、実際に運転をすべて任せてしまう「自動運転」が事故を起こしたら、誰の責任?運転者はいないのだから「所有者」?「メーカー」?何も法的に決まりはない。いわゆる、それらの人工知能や先進技術への信頼が・・・!! http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49777