もし、空気を入れなくても乗り心地が安定したタイヤがあれば「なんて便利!」なのだろうか!空気入れは必要なくなり、パンクもしない、考えてみれば、こんなタイヤが自動車に取り付けられれば・・・常識が非常識になるであろうが、まだそんな訳には行かないようだ。今回、ブリジストンとブリヂストンサイクルが発表した自転車用タイヤがそれだ。何か、タイヤの側面に張り巡らせた特殊な形状の、樹脂製のスポークで荷重を支えて、タイヤとしての機能を果たす技術「エアフリーコンセプト」を用いたもののようだ。設計面でも相当な工夫が施されていて、転がり抵抗も相当な削減が実現しているという。今回開発されたタイヤには、リサイクル可能なゴムや樹脂が使用されていて、資源の効率的な活用にもつなげているという。今後各地で開催されるイベントで、このタイヤを装着した自転車の試乗会を実施して、ユーザーの意見を取り入れながら実用化への検討を進めるようだ。夢の自転車が現実に世にでるのは、オリンピックの前年の2019年を目指している。 http://techable.jp/archives/57518