旅客機のタイヤ、簡単に「タイヤ」なんて言うが飛行機のタイヤがパンクしたなんてことは聞いたことが無い、旅客機の重量はジャンボで250トン、それに人間+荷物+燃料の重さを足すと約350トンくらいになるという。それを20〜30本のタイヤで支えて、時速 約270kmのスピードで何度も何度も滑走路に衝突させているという。この耐久性はどこから来ているのだろう、トラックなどのタイヤと何が違うのだろう? 調べてみるとタイヤメーカーのミシュラン社に言わせると、この驚くほどの高い耐久性を実現させているのは空気圧を最大にすることにあるという。航空機タイヤの空気圧は、実に自動車用タイヤの6倍くらいという。実に戦闘機の「F16」のタイヤは自動車タイヤの10倍だという。逆に考えると、その空気圧に耐えるタイヤが必要ということとなる。それにはタイヤの側面が特に厚いというわけではなくトレッド(接地面)の下に埋め込まれた糸によるものだという。いわゆる航空機用タイヤというのは、大きな荷重を支える空気圧に耐える力が必要だということのようだ。何れにしても、あのとんでもない大きな物体がとんでもないスピードで落ちてくる衝撃を受けるのだから全てが規格外になっているのであろう。旅客機のタイヤのパンクなんて事故は聞いたことが無い・・・!! http://www.air-asahi.com/kukipedia/trivia/aircrafttire/