先日、日経新聞に最近販売されている車の殆どに設置されている、最強の盗難防止キーシステムの「スマートキー」の盗難方法である『リレーアタック』の記事が出たようだ。この方法を使うと最強と言われたスマートキーを持つ最新型車でもドアロックは瞬時に開き、プッシュボタンを押せばエンジンが掛かって盗めてしまうというから驚く! 「リレーアタック」とはなんぞやと思うが、その前に読者諸氏はご存じかと思われるが知らない人のために「スマートキー」たるものを簡単に説明しておこう。スマートキーとはキーを持っているだけでクルマのロック解除からエンジン始動、走り出せるという便利で強固な盗難防止を可能にしたシステムである。したがってスマートキーを持っている限り、盗難されることはないというのが通説だ、と言うより「だった」と言うべきか! スマートキーは常時微弱な電波を出して車に近づくとクルマが電波を感知しているというものだが、この仕組を逆手に取ったものが、「リレーアタック」という仕組みのようだ。「スマートキー」を持った人が喫茶店に入ってコーヒーでも飲んでいたとしよう、隣の席に座り「スマートキー」から発する微弱な電波を中継器でキャッチして、そいつを増幅し、相手の車の側に行けばドアは開くしエンジンも掛かるという仕組みだ。これぞ「矛と盾」どんな仕組みもイタチごっこ、完璧は無きものと思え・・・!! https://matome.naver.jp/odai/2146966668296728601/2149671576912594503