盲導犬を連れた視覚障害者のうち62%の人が、飲食店などの入店拒否にあっているという。身体障害者補助犬法という法律が施行されてから、既に15年が経過している。ましてや、昨年の4月には、障害者差別解消法も施行されているのに・・・障害者差別解消法というのは、その人の障害を対象に差別をすることを禁じている法律でありながら・・・盲導犬は視覚障害者の方達が社会に参加するための大事な手段なのに・・・世の中では、先日解散した「SMAP」が歌う「世界に一つの花」が大ヒットしながら、障害を持った人達の障害を、その人の個性として、受け止められない人が大勢いるのには驚かされる。 拒否された店の割合から言うと「飲食店」「小売店」「タクシー」「宿泊施設」と続くようだが、飲食店はともかく、小売店やタクシーまでもが入店・乗車拒否をする意味が見当たらない。 法律を知らないというのか?、盲導犬という補助犬がどのような犬なのか知らないというのか?、どんな理由があるのかが理解できない??? もし、「知らない」というのならプロとしての意識に大きな疑問が残る。 アイメイト協会や盲導犬協会に被害を受けた障害者から申告のあった店舗等に協会の方から説明をすると殆どの店舗は改善されたと言うが、改善されない店舗も28%もあるという。障害があろうが無かろうが、誰もが笑顔で暮らせる社会になるように・・・!! https://www.moudouken.net/special/case-study/