死後離婚って何だ? いわゆる配偶者が亡くなった後、配偶者の血族である「姻族」との関係を断ち切る、ということのようだ。女性からの届け出が多いようだ。核家族で負担が重くなりがちな、養父母の介護や墓の管理への不安が背景にあるのでは・・・たしかに戦後の団塊の世代を見ればを、子供は2〜3人で、男女に分ければ殆どが長男で、殆どが次男という世の中、おまけに核家族化で同居はほとんど無く、バラバラに家族を築いてきた。ここに来て、夫婦と子供での家庭が、子供たちの結婚による独立で、気づいてみれば夫婦のみの静かな生活。しかし、それも配偶者の死という変化により、自分の周りが急変してくる。夫の実家には年老いた両親が、夫の兄弟は妹一人、誰が両親の面倒を見て、先祖代々の墓は誰が見ていくのか? 急に近い将来の不安が押し寄せてきて夜も眠れない。というのが「死後離婚」が増えてきている要因のようだ。結婚をしてできた配偶者との姻族関係は、二人が生きていれば、離婚によって自動的に終わるが、夫か妻の一方がなくなった場合、この姻族関係を終了するには役所へ「姻族関係終了届」を出す必要がある。これが「死後離婚」と呼ばれているものだ。自分たちが息子より長生きした場合、又は、息子が不慮の事故で逝ってしまった場合に、こんなことにならぬよう「嫁と姑」の関係はお大事に・・・!! https://matome.naver.jp/odai/2145289727531309101