「骨伝導イヤホン」と聞くと、一度は耳にしたことがあるのでは、一般のイヤホンと違い、人が音を聞くということは、空気を振動させて鼓膜に伝えるのだが、骨伝導機器というのは音の振動を直接骨に伝えて、聞く人がこれを音として認識する仕組みのイヤホンだ。 鼓膜を使わないから周囲の騒音に左右されにくいのが特徴で、周囲の雑音が大きいコールセンターなどで使用する業務用や、聴覚補助用などに使われてきた。 しかし、音質の問題で音楽鑑賞には向かないと言われてきたが、最近骨伝導技術を使った機器の製造販売を手がけるBoCoが開発した「earsopen」(イヤーズオープン)シリーズは、世界初のハイレゾ級骨伝導イヤホンとして注目を浴びている。確かに、耳を塞がずしてクオーリティーの高い音楽が聞けて、尚且つ周囲の音は鼓膜から普通に聞こえてくるとなれば、音楽を聞きながらの通勤や、運動やスポーツをする人にはピッタリのイヤホンかも・・・それもハイレゾ級の音となれば言うことないだろう。(ハイレゾとはレコーディングスタジオやコンサートホールで録音された音源がほぼ忠実に再現されている機器を言う)しかし、使ってみた人が言うには、耳の形は人によって異なるし、取り付け位置や当てる強さによって聞こえ方がかなり変わってくるようだ。だが、ベストポジションとコツを捕まえたら、素晴らしい音楽を楽しめるという。 https://greenfunding.jp/lab/projects/1848