最近、「男性専用車両」の導入希望がニュースで取り上げられたほか、「痴漢冤罪保険」が誕生したりと、通勤・通学電車を取り巻く環境に、変化が起きているようだ。確かに、最近では、痴漢冤罪のドラマ「それでもボクはやっていない」が脚光を浴びたり、冤罪かどうかは分からないが、「痴漢だ!」と名指しされた男性が、線路上を逃げて電車に轢かれたとかの話はよく聞く。 そこで、通勤・通学で電車を利用する女性に「男性専用車両」の導入について聞いてみると、賛成派が74%いたという。賛成の理由は、最近相次ぐ痴漢トラブルのニュースに対して「男性車両を選択することもありだと思う」とか「トラブルが原因で電車が停まるのはイヤだから、防げるなら賛成」「女性専用車両があるのに、男性専用車両がないのは不平等」等々。しかし、「女性専用車両」を実際に利用している人は36%に過ぎず! 男性にも「男性専用車両」について聞くと、賛成派は65%で、賛成の理由は「痴漢と間違われたくない」とか「いつ冤罪のターゲットになるかわからない」「両手で吊革を持ったり、荷物が女性に触れないように気を使いたくない」「女性ばかり優遇するのは不平等」等々で、導入されたら利用するかの問いには59%が「利用したい」と回答しているようだ。「男性専用車両」の是非は何れにしても、公衆浴場以外で、男性と女性が別々の空間を作らなければ、正常な社会を形成できないとは嘆かわしい・・・!!
www.j-cast.com/tv/2017/06/13300473.html
2017/08/07