先日、自民党の金子衆議院議員が長男を公用車で送っていて騒がれた件ですが、皆さんはどう思いますか? 勿論、是々非々両論かと思うが、保育所は子育てをしながら働くために必要不可欠なインフラだと思う。子供の送迎を「私的」と考えるのか? 職場の経路にある、いや、職場の敷地内にある保育所までの送迎を「私的」と考えれば「アウト」だ。しかし、保育所への送迎を日常的に行っている人なら、朝夕の移動時間が惜しいと思う人は少なくないだろう。そもそも省庁の公用車とは誰のために何のためにあるのか? これは各省庁の大臣、副大臣、政務官をはじめ局長級以上の幹部が公務目的で使える専用車のことを言うようだ。人目に触れてはいけない情報や書類を扱うことがあるため、通勤にも使用できるらしい。金子議員は総務省の政務官で公用車があてがわれているのだ。民進党の代表を辞任した蓮舫前代表は「公私混同の感覚が絶対的に欠如している」といい、東国原前宮崎県知事も「金子氏が、朝、ベビーカーを押して一生懸命通勤する姿を見て、全国の働くママたちの励みになるに違いない」と批判している。これに反論し、病児保育などに取り組む認定NPO法人の駒沢代表は「次の三つの意味で子育てしやすい社会の実現に逆行する」と反論し、1つは、育児中の政府高官は公用車に子供を乗せられないという前例を作った、2つには、育児中の若手政治家が政府の中枢で働きづらくなり、子育て層や若者の声が政策に反映されにくくなる、3つには、事業所内保育所への送迎すら公用車を使えないという風潮自体が、育児と仕事の両立に頑張る一般の人々の抑圧になる。働き方改革に期待が集まっている中、金子議員を子育て世代の代表として応援できる自民党であって欲しい・・・!!
japan-newsforest.com/domestic-news/shuukanshinchou-gohou170629/