高速道路がスムーズに流れている時は、原則としてブレーキを踏む機会はほとんどない。ただ、ゆっくり走っているクルマに追いついてしまった場合は、どうするか。1、追い越し車線に出て、前走車を追い抜くか 2、減速するかであろう。しかし、追い越し車線もつかえているような場合は、2、減速するしか選択肢は無いわけだが、この原則の仕方が非常に重要。前走車との速度差が大きくない場合は、アクセルをスーと戻して、軽いエンジンブレーキでスピードコントロールするのがベスト。車間距離を適正に確保して、前走車の動きをよく見ていれば、ブレーキを踏まなくともアクセルワークだけで速度調整は間に合うはず。問題はアクセルオフだけでは減速が間に合わない場合、ポンポンとレバー操作だけでシフトダウンをして減速させる車がいる。はっきり言って、これは危険&迷惑。大きく減速する時は、少なくともアクセルオフだけでは足りずに、シフトダウンも伴うような強いエンジンブレーキを掛ける時は、必ずフットブレーキも併用してブレーキランプを点灯し、後続車にも注意を促すこと。とくに渋滞の最後尾に追いついた際は、フットブレーキ+シフトダウン+ハザードの三点セットで対応しよう。特に落下物、事故などを発見した場合は、躊躇せずにしっかりフットブレーキで減速すること。より短時間に大きく減速する必要があると同時に、後続車にも減速が必要な事を知らせるために、ブレーキランプで知らせる必要があるからだ。何と言っても、高速道路での負傷事故の60%が追突事故・・・十分注意を・・・!!
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