夜寝ている時の「プ〜〜ン」という蚊の羽音に悩まされて、眠れない夜、な〜んて日も少なくなってきたが、蚊が人間を探知するには、3大要素というのがあり、二酸化炭素やニオイ、熱(体温)を感知するセンサーを持っているようだ。人間に辿り着いた後は、一体どのように血を吸っているのだろうか? 注射針のようなもので“ブスリ!”と言うようなイメージをする人が大半かと思うが、そうではないようだ! 蚊の針は非常に精巧にできていて、例えていうならドリルのような構造だという。針の先端にはギザギザな刃がついていて、これをドリルのように、ズドドドドッ!と出し入れし、皮膚を切り開いてから、血を吸う針を刺して血管を探し当てるようだ。針の先に味を感知するセンサーがあり、これが針を正確に血管に刺す役割を果たしているらしい。かたや刺された人間の方は、蚊の針でドリルのように皮膚を刺されたのだから、皮膚はケガをしたようなもの。本来、人間はそれを治そうと血液が固まるような働きをするわけだが、血が固まるのは蚊にとっては不利そのものだ。そこで蚊は血を吸うと同時に、血が固まるプロセスを妨害する物質を含んだ唾液を分泌することで、血は固まらずどんどん吸うことができるのだ。人間にしてみれば、全く関係のない物質(蚊の唾液)が体内に入ると防御応答が働いて抗体を作ってしまう。この抗体が一種のアレルギー反応のようなものを起こす。これが蚊に刺されたあとにかゆみをもたらす原因なんだそうだ。かゆいといって掻くより、アレルギーを抑える薬を・・・!!
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