最近、バスで運転手が何らかの状態に陥り、そのまま路外に逸脱したとか、乗客が何とか運転操作をしてガードレールにぶつけて停車させたとかの事故のニュースを時々耳にする。あまり知られていないが、ドライバーがハンドル操作やブレーキ操作を放棄したケースで事故を起こさないバックアップ機能はすでに市販されているようだ。たとえばベンツの現行Eクラス。高速道路などで意識を失うと、複数のセンサーが付いており、ハンドル操作がなくても、しばらく車両が車線の中央をキープしてくれる。全く操作をしないと、警告灯と警告音でドライバーに注意喚起。その上ハンドル操作をしないと、ハザードランプを自動的に点灯し、減速して停止する。間もなく発売される新型のレクサスLSには更に進んだ機能が付けられるらしい。意識を失ってから車線をキープする機能までは同じ。その後、ハンドル操作がなければ、警告灯や警告音だけでなくクラクションまで鳴らす。そしてハザードを点灯し、自動停止後、コールセンターへ自動通報。運転者に「何かありましたでしょうか?」と質問してくれる。全く応答が無ければ、すぐ緊急通報などの対応も可能という。このタイプの安全装備、居眠り運転事故は、もちろん、糖尿病の低血糖、はたまた心臓や脳の疾病によって発生する事故に対しては・・・特に大勢の命がかかるバスには、積極的に普及させていくべきであろう・・・!!
mainichi.jp/articles/20160405/k00/00e/040/200000c
2017/10/20