外車に乗っている方、特に欧州車にお乗りの方にはあたり前かと思うが、欧州車は日本のレギュラーガソリンには対応していない。1円でも安いスタンドで給油したい日本人に対し、どうして日本のレギュラーに対応しないのか? アメリカ車はレギュラー対応しているという、いや、実は日本のレギュラーガソリンのオクタン価は、基本的にアメリカのレギュラーガソリンに合わせたものだから、あたり前といえばあたり前なのだが。日本は戦後、多くのものをアメリカにあわせた。なにしろ日本は敗戦国、アメリカに占領されたわけだし・・・。一方欧州は、レギュラーガソリンのオクタン価が95なんだよね。「なぜ?」と言われても・・・歴史が違ったからなんだろう。それなら、「なぜ欧州車は、日本向けの輸出車を日本のレギュラーガソリンに合わせないのか?」・・・それは、第一にコストがかかること。第二に若干性能が落ちること。これに尽きるようだ。日本向けの輸出は、全体の生産台数からすると、微々たるもの、その為にわざわざコストを掛けて設計変更して、しかも性能が落ちたのでは割に合わないということ。考えてみれば、輸入車を購入する方は、コストよりも性能やステイタス、スタイルなどを優先しているんだよネ! ハイオクでもかまわない、という人が購入層なのだよネ! しかし、しかし、ここのところ輸入車の販売台数が順調に伸びていて、国産車からの買い替え需要も堅調という。欧州車が、日本のレギュラーガソリン仕様車をリリースする日も・・・!!
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2017/12/15