1.課題・ご要望
●課題
ケガキ線の継ぎ目や角が太くなったり、消えたりする
細かい文字を書くと全体にレーザが強くなってしまう。
●現状、要望、問題点
全体に均一で見栄えのするケガキをしたいが、小さな文字は
まだらになるので、レーザの出力を下げたら今度は大きな線は
薄くて見えなくなってしまった。
ケガキ線の継ぎ目が綺麗にできないが、
何を調整すればよいのか良く解らない など。
2.機能説明
ファインエッジ機能とは加工ヘッドの加減速に同期してレーザの出力を自動で上下させる機能です。
左図上の線が実速度のイメージで加工ヘッドは角や線の継ぎ目手前で減速し
通過すると加速します。下がレーザ出力のイメージでファインエッジを有効に
すると時間差を置いてレーザ出力が設定値に向かって下がります。
上図 今回のテスト機 LC-αⅤ 3.5kWには ファインエッジに905が選択され、
下限値は 1200W 1000Hz 12% の設定でした。パラメータで左図の不感帯の幅が
決まり、実速度が指令値の60%となった時点でレーザの出力の変化が始まります。
3.具体的な対処の例
注意点 加工機やコントローラのモデルによっては本機能を備えていない場合があります。