型鋼の3次元形状を2次元のレーザ加工機(パイプインデックスもない)で加工する方法のご案内です
目的
現状の課題
突然、型鋼の仕事が入った。2次元のレーザ加工機は持っているが平板以外加工したことがない。
- 溶断では精度がでず後工程(仕上げ、溶接工程)に時間が掛かるのでレーザ加工ができればベストだが型鋼の加工方法がわからない。
- 専用治具を作成すれば位置決めはできそうだが、その手間はかけたくない。
加工の目的
- パイプインデックスを使用しない、簡易的治具による加工方法の確立。
- 端面検出機能による原点補正と角度補正を使用した3次元加工の精度確認。
加工内容
今回のポイントは端面検出機能を使うことで、専用ジグを作成せずに簡易治具で高精度な型鋼加工ができることです。
加工方法(加工の流れ)
効果
1.治具作成時間の短縮。(突き当て用簡易治具にアングルを使用)
2.加工原点補正も容易。(端面検出機能)
その他
1.プログラムは平面なので簡単に作成可能です。(但し加工面分必要です)
2.加工条件も平板形状を加工するので、標準条件で可能です。
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