1.課題・ご要望
課題
小径パイプの肉盛り溶接で加工不良が発生する
現状、問題点
- フィラーワイヤ先端が継手に追従できない。
- 継手の隙間が不均一な場合にビードが不安定となる。
要望
「小径パイプ」や「隙間のある継手」に対して安定接合を行いたい。
2.対応策
パイプ外径と同じ大きさのワッシャを作成し隅肉部に仮付けすることで、共付けの際と同様のティーチングで肉盛溶接を行うことができる。
3.効果
- ワッシャを仮付けで固定しているため安定した肉盛り溶接ができる
- フィラーノズルを使用しない為、干渉領域が小さくなり狭所の肉盛り溶接も可能となる
- ヘッドの方向性がなくなり、ティーチングの負担が軽減される